工場の環境への取り組み その3 「環境を配慮した物流システム」
何千tという単位の出荷と搬入を日々繰り返す製紙工場において、それらを支える物流に使われるエネルギーは無視できないものです。日本製紙では地球温暖化対策の一環として、物流に伴う消費エネルギーの削減推進を目標に掲げています。具体的な取り組み例として、工場から製品を出荷するときの輸送手段を、トラックから、より効率的な大量輸送機関である鉄道や船舶へ転換する取り組みがあげられます。
日本製紙の主力工場である石巻工場では、昭和初期から鉄道輸送が製品輸送手段の6割を占めています。工場の敷地内まで貨物列車の線路が引き込まれており、場内の至るところにレールが敷かれています。場内を歩いていると貨車がゆっくりと走っている姿を目にすることができます。屋外だけでなく建物の中まで線路は続き、紙を抄いているマシンのすぐ近くに貨車が止まります。
昭和初期当時よりも何倍にも生産量が増えた現在も、石巻工場では鉄道輸送6割という数字を維持しています。鉄道の次に大きな割合を占めるトラック輸送については、「グリーン経営認証※」を取得した南光物流サポートが担っています。
※グリーン経営認証制度・・・交通エコロジー・モビリティ財団が認定機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定レベル以上の環境保全活動の取り組みを行っている事業所を認証・登録する制度

