グリーンプロポーションのここが知りたい!もっと知りたい!
日本製紙が掲げる「Green Proportion」への疑問に、Q&Aですべてお答えします。
紙のこと、環境のこと、皆さんと一緒に考えます。

紙・パルプ業界は内需型産業から国際競争産業へと変貌しており、世界では紙消費量も拡大しています。国際競争力の強化のため、国内洋紙メーカーは大型新設備の増設を打ち出しています。今後も世界的な紙の消費が増え続けると、設備はもちろん原料調達が非常に重要になります。

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- 3Rは、
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- 「Reduce(減量)」
- 「Reuse(再利用)」
- 「Recycle(再生産)」
という環境のキーワードとして社会に啓蒙され,生活者レベルにも認知されつつあります。当社でも3Rでの環境訴求を検討しましたが,紙造りの実態の中で表現しきれない部分がありました。
そこで,生活者レベルでもわかりやすいことばで語ろうということになり,選んだことばが
1. 「リフレッシュ(地球温暖化対策など)」
2. 「ダイエット(省資源)」
3. 「リサイクル(再生可能原料)」です。実生活の中でよく使われることばです。
社会に認知されている「Reuse(再利用)」の普遍的な意味は,そのままの形で繰り返し使うことです。例えば、割り箸を捨てずに洗って使うというのも「Reuse」ですし、割り箸を使わなくてもいいようにMy箸を持ち歩き繰り返し使うというのも「Reuse」です。どちらも使用済み割り箸というゴミの「Reduce」につながるもので、買い物袋にもそういう例は見られますよね。古紙は再利用しますが,一度溶かして原料にするなど紙の製造段階では,そのままの形で繰り返し利用するという部分が存在しません。また,社会的な認知が広がりつつあっても,主婦層やこどもにとっては「Reduce」,「Reuse」ということばはとっつきにくいことばです。そこで,きれいにしたい水と空気には「リフレッシュ」,減らしたい,また資源のムダ使いは避けたいゴミと資源には「ダイエット」,持続可能な生産のために紙と緑は「リサイクル」ということばで表現してみました。
環境対策は市民レベルの理解と行動が大事です。だから、理解しやすさというのは重要な要素なんです。

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まず、さきほどの「グリーン・プロポーション」という考え方があります。地球環境が悪化し、さまざまな問題が複雑化する中で、紙の環境面における役割を、あらゆる角度から総合的に考える必要があります。
古紙配合を100%にこだわらず、白色度や保存性など印刷物として求められる用途に応じて適切な古紙配合率にすることで、逆に全体としてより多くの古紙パルプをつくることができます。わたしたちのことばでいうと、“古紙をたくさん使う”から、“古紙を上手にたくさん使う”への転換を訴えたいと考えています。
また、近年急速に深刻化している「地球温暖化問題」への対策機能を紙に取り込むことがあげられます。再生紙の生産段階においては、品質設計上無理のある古紙パルプ100%配合をやめることで化石燃料由来のCO2排出の抑制や、歩留まり向上による原単位の改善を図ります。さらに、製品の軽量化により輸送時に発生するCO2を削減する効果が期待できると考えています。

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古紙利用の全体量は増やしていきます。何でも100%ではなく、用途に応じて適切な古紙配合率に減らすことで、逆に全体として、より多くの古紙パルプを使うことができます。何度もいいますが「古紙をたくさん使う」から「古紙を上手にたくさん使う」は私たちの目的です。たとえば、当社で年間約200万tの古紙を使っていますが、仮に1%の歩留まりを改善できると、約2万tの古紙を有効に活用できることになります。また石巻工場では工場規模が大きく、幅広い製品を生産しているため、無理に白いDIPをつくらなくても回収した古紙を充分全量配合可能な工場です。ですから品質設計上無理のある古紙100%をやめることで、今後、より多くの古紙パルプ利用が促進されます。

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省資源と輸送エネルギーの削減のため、具体的に6%の軽量化をします。
この考え方は,当社が独占するものではなく,ある意味デファクトスタンダードとして普遍化することが望ましいと考えています。従いまして,当社独自の嵩高技術を使わずに,どのメーカーの設備でも対応可能と思われる領域で設定しました。なお,6%という数値は「チーム・マイナス6%」にちなんだものです。表記は銘柄名の末尾に「T-6」付記されています。

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森林認証は各国、各地域にさまざまな制度があります。なかでも認証材が使用されている製品に対してロゴの使用を認めるCoC認証の仕組みをもち、世界的に展開している認証制度としてFSCとPEFCがあり、当社では両制度ともに国際的に認識された持続可能な森林経営の基準に合致した認証制度を考えています。したがって、自社林の認証取得に関しても、南アフリカではFSC、豪州ではPEFCと相互認証されているAFSを取得するなど、特定の制度の偏ることなく、各国の実情に応じ適切な認証の取得を推進しています。工場のCoC認証に関してはすでに富士工場鈴川と小松島工場でFSCのCoCを取得しており、一部情報用紙で認証製品を生産しています。さらに今後の具体的な計画として、石巻工場、岩国工場でPEFCのCoC認証を取得し、PEFC認証の洋紙生産を予定しています。



