グリーンプロポーション®の現場

vol.1 バイオマスエネルギーの導入

石巻工場のバイオマスボイラー 工場で採用しているバイオマス燃料である木屑現在の地球温暖化の大きな原因は、産業革命以降の大量生産社会でエネルギーを得るために、石油や石炭などの化石燃料を燃やし続けた結果、地中に眠っていた炭素がCO2として地上に大量に放出されたことにあると考えられています。日本製紙が工場で化石燃料の代替品として採用している「バイオマス燃料」は、燃やしてもCO2を地上に増やさない燃料として近年世界的に注目されているものです。
「バイオマス燃料」には黒液(Vol.2参照)や木くずがあり、これらはもともと成長過程で光合成によって大気からCO2を吸収するため、燃料として燃やした時にCO2が排出されても長い目で見れば大気中のCO2はプラスマイナスゼロになります(=カーボンニュートラル)。私たちは地球温暖化問題の対策として、2000年以降、バイオマス燃料や廃タイヤなどの未利用エネルギーを燃料に用いた発電設備の導入を進め、化石燃料由来のCO2排出抑制を実現しています。

エネルギーになるバイオマスにはどんなものがある? カーボンニュートラルの仕組み 未利用エネルギー発電設備

※製紙工場では木材チップからパルプ(製紙原料になる繊維)を作るさいに副生される「黒液」というバイオマス燃料も利用されています。これについては第二回でご紹介します。