グリーン・プロポーション®の現場

Vol.6 製品の軽量化

一般紙よりも資源密度が少ない嵩高紙。よって重さは一般紙よりも軽い。しかし、ボリュームは変わらない※あくまでもイメージです

環境問題の変化にともない、日本製紙では技術向上による環境配慮型の新製品開発にも力を入れています。その一つとして、今回は省資源を実現できる紙「嵩高紙」を紹介します。
その特徴は紙の繊維の間に多くの隙間を作り、少ない資源(繊維)で紙の厚みを出すことができるということ。この「嵩高紙」は手触りがしなやかで、印刷の再現性も一般紙の洋紙の品質に引けをとりません。 さらに同じボリューム(紙厚)で10%〜20%軽量化されています。紙を輸送する場合も、荷物が軽くなるため燃料の消費が少なくて済みます。
つまり嵩高紙は、原材料(パルプ)使用量の削減、軽量化による輸送エネルギーの削減を実現する、次世代型環境配慮紙なのです。

一般紙の断面図。繊維が密着しているのがわかる。この繊維の密着度が紙の強度を生む。一般に使用されているのはこちらの紙嵩高紙の断面図。一般紙よりも繊維と繊維の間に空間があり、密度が低い。特殊技術により強度や品質は一般紙と変わらない

一般紙と嵩高紙(省資源紙)の比較|A2マットコートを例にして一般紙「ユーライト」と嵩高紙の代表銘柄「U-ltimax」シリーズの比較